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【在宅ワーク】フルリモート案件のメリット・デメリット【エンジニア】

年々増えてきている在宅ワークですが、私も2020年1月から、フリーランスのエンジニアとしてフルリモートの案件をいただいて仕事しています。

最近は新型コロナウィルスの脅威もあるので、ますます在宅ワークの需要は高まっていくのではないでしょうか。

そこで今回は、実際にフルリモート案件を1ヵ月半ほど経験してみて感じた、メリット・デメリットをまとめてみようと思います。

フルリモート案件のメリット

まずは実際にフルリモート案件の仕事をしてみて、良いと感じた点から。

通勤が無い

まず通勤が無いという点。正直これが今のところ一番のメリットに感じています。
具体的には、通勤が無いというだけで、以下の3つのメリットが得られました。

①自由に使える時間が増える

通勤に片道1時間かかるとしたら、行き帰りで1日2時間が浮きます。月に20日出勤するとした場合、1ヵ月で合計40時間です。これだけの時間が、通勤以外の別のことに使うことができます。とりあえず、1時間遅く起きられるというだけで、かなり楽です。

②お金がかからない

交通費がかからないというのはもちろんですが、昼食をコンビニや外食で済ませている場合、自炊をすることで結構バカにならない金額が節約できると思います。また、スーツで出勤している場合は定期的なスーツのクリーニング代だったり、その他諸々、お金を使う機会がかなり減りました。

③ウィルス感染のリスク回避

最近は特に、一番気になるところだと思います。新型コロナウィルスは今後どんどん感染が拡大していくでしょう。そんな中、満員電車で毎日通勤すると考えると。。
コロナだけではなくインフルエンザも流行っていますし、これらの感染リスクを限りなく回避できるというのは、在宅ワークを始めて良かったなと強く思いました。

好きな時間・好きな環境で仕事ができる

これは、在宅ワークをしている人が良くメリットに挙げる点だと思います。いわゆるノマドワークのイメージですね。

ただ、実際のところは案件にもよると思うので、フルリモート案件=ノマドワークとは考えない方が良いかもしれません。
例えば受託契約で期日までに成果物を納品さえすればよいというような仕事でしたら、ノマドワーク的な働き方も全然できると思います。
受託ではなく準委任契約で、時間単価が決まっているような仕事の場合は、ある程度時間的な拘束はあると思っておいた方が良いです。

それでも、勤務先に一日中拘束されるよりは圧倒的に自由度は高いので、メリットとして挙げました。

私の場合、特に作業に集中したいときはよく音楽を流しながら作業します。逆に何も考えずに単純作業だけするような場合は、YouTubeを見ながらでも作業できますし、そういった自由さがあるのもメリットの一つだと思います。

また、場所に縛られず仕事を出来るというのも大きいですね。エンジニアの仕事であれば、大抵の場合はPCとネット環境さえあれば作業できますので。

子育てに参加できる

お子さまがいる人限定の話になってしまいますが、私にも1歳の娘がいます。

仕事をしている以上、ずっと子供の面倒を見るということはできませんが、ご飯を食べさせたりお風呂に入れたり、妻が手を離せないときに一時的に面倒を見たりなど、会社に出勤して働いていた時に比べると、かなり子供と接する時間は増えました。

まあ仕事が忙しい時にはそれが逆にストレスになったりはしますけどね。
そういう時は、外に出て集中できる環境で働かせてもらったりなど、今後調整していこうと思っています。

でもおかげさまで子供には懐かれていますし、妻にも感謝されますし、家庭を大事にしたい人にとっては大きなメリットだと感じています。

フルリモート案件のデメリット

メリットをいくつか挙げてきましたが、もちろんデメリットに感じている点もいくつかありますので、以下に書いていきます。

収入が安定しない

在宅案件が増えてきているとはいえ、世の中全体のお仕事に対しての割合的にはまだまだ少ないのが実情かと思います。

ツテや実力、営業能力が無いと、リモートワークだけで安定した収入を得続けるのは、一般的な常駐案件に比べると難しいのではないかと感じています。

私の場合、2ヵ月の間に2件、いずれも知り合いからの紹介で案件をいただきましたが、どちらも1人月に満たない軽めの仕事だったため、実は金額的には今のところあまり稼げてはいません。

幸いなことに、次の仕事は比較的大き目の案件の打診をいただいているので、これが決まればしばらくは安定しそうですが、今後ずっとリモート案件だけで続けていくには、自分から積極的に仕事を取りに行く姿勢を維持する必要がありそうです。

人との交流が無い

ずっと家にこもって作業していると、当然ながら人との交流がかなり薄くなります。

定期的に打ち合わせや友人との飲み会に出かけてはいたものの、1~2週間くらいは妻以外とは一切交流が無い期間はあったと思います。

独身で一人暮らしの方なら、尚更人との交流は無くなると思います。

1人が好きという人の場合はむしろメリットに感じるかもしれないですけどね。私もどちらかといえばそういうタイプですが、たまに人と話したくなることもあります。

モチベーションの維持が大変

私の場合はまだ本格的な在宅ワークを始めたばかりなので、今のところモチベーションは保っていますが、今後も維持できるのかという不安はあります。

家にいると、どうしてもサボりたくなる誘惑は付きまとってきます。

仕事の合間にネットサーフィンしたり、Youtubeで動画を見たり、ゲームをやったり等々、自由にできますから、自分自身を律する能力は必須になってくるでしょう。

ただ、仕事に対しての責任感というか、自由に仕事をさせてもらえる分、成果はこれまで以上にきっちり出したいという思いは強くなったので、現状は今までよりも逆にモチベーションが高いかもしれません。

これが仕事に慣れてきたときにどうなるか、というところですね。

まとめ

在宅ワークのメリット・デメリット

メリット

  • 通勤が無い
  • 好きな時間・好きな環境で仕事ができる
  • 子育てに参加できる

デメリット

  • 収入が安定しない
  • 人との交流が無い
  • モチベーションの維持が大変

個人的には、在宅ワークを始めてから日々のストレスがかなり減りましたし、やってて楽しいので、今後も可能な限り続けていきたいと思っています。